インコ占いは日本のおみくじ感覚で試してみましょう
テレビでパキスタンのインコ占いを見たことがあります。あちらでは一般的な占いの方法のようで、並べられたカードからインコが1枚を口ばしでくわえて取り出してくれます。「インコ遣い」と呼ぶべきなのか「インコ占い師」なのか適切な名前は知りませんが、インコの飼い主がそのカードに書かれた内容を読み上げ、それが客の運勢ということでした。ちなみにそのカードは読み上げた後はカードの中に戻され、客にはもらえません。
シンガポールにリトルインディアと呼ばれる地域があり、そこでインコ占いをやっていると聞きました。私は占いを信じる性格ではありませんが、シンガポールに旅行した時に好奇心からリトルインディアまでインコ占いを見に行きました。
リトルインディアは活気にあふれていました。インコ占いを探してガイドブックに書いてあった辺りを歩き回りましたが、唯一見つけたお店は休憩中でした。インコのかごはありましたが、店の人もインコもいませんでした。
いつ店の人が戻ってくるか分からないので、私はあきらめて地下鉄でホテルに戻りました。
ホテルに入ろうとすると、なんと私が泊まっているホテルの前でインコ占いをやっているではありませんか。今までホテルに出入りするのが朝と夕方だったので、その店を見なかったようです。わざわざ地下鉄に乗って探しに行ったものが、これほど自分のそばにあったなんて…。まあ、よくある話ですね。
20代の女性と彼女の母親がインコを連れて座っていました。お金を払うと黄色いインコがかごから出て、並べられたカードから1枚をくわえました。それが私の運勢でした。
年配の女性がカードの内容を説明してくれましたが、たどたどしい話し方だったのでカードには文字ではなく象徴的な絵などが描かれていたのかもしれません。それによると一緒に旅行していた娘は勉強がよくできるだろうということと、子どもは3人まで授かることができるということでした。
あまり役に立つ情報はもらえませんでしたが、インコ占いは話のネタになりますね。簡単そうな仕事だと思えますが、そのインコは3代目なのだそうです。インコにカードを引くことを教えるのが難しそうに思えました。